2011年10月24日月曜日

汁なし担々麺についての勝手な考察

今まで色々と汁なし担々麺を食べて来ましたが、食べる前の想像と違って"あれ??"と思う事がしばしばあります。
このギャップは何なのだろう…と思って以下、勝手に考察してみました。

汁なし担々麺とは
汁なし担々麺と呼ばれていますが、そもそも本場中国の四川では汁なしが普通らしいです。
日本で一般的にいう汁ありの担々麺は日本で日本人向けに作られたそうです。

四川風と日本風
いわゆる日本の担々麺のようなスープに浸かっていない担々麺を汁なし担々麺といいますが、作る時の(開発する時の)アプローチが大きく二つあるように感じます。(食べてて感じるだけですが…(^^;;)
一つは日本の担々麺のスープをなくすアプローチ。もう一つは本場の作り方を尊重してるアプローチ。
日本の担々麺って山椒がそんなに効いているイメージがなくて、辣油と胡麻というイメージ。一方、本場四川だと花山椒と辣油のインパクトが強いです。
汁なし担々麺を食べていて、特に、お店によっては山椒が全然効いてない(もしくは入ってない)という一品に出会う事もあります。
個人的には山椒が効いたものが好きなのでガッカリする事もあるのですが、よく考えたらそのメニューを作る時のアプローチによってできるものが違うのかも…、と思うようになりました。
もともと日本式担々麺を提供していたお店では胡麻と辣油の日本風の汁なし担々麺。
本場を意識したところからスタートしているお店や四川の人が作っているお店では四川風の担々麺。
起源が違うからできるものも違うのかな、と思ったりします。

どっちが好きかと言われたら
前述のように汁なし担々麺は山椒の香りと風味が欠かせない派です。
もともと日本の担々麺(一般的なスープに浸かった担々麺)はそんなに好きではなく、四川風の汁なし担々麺に初めて出会った衝撃が忘れられないのです。
日本風の汁なし担々麺も美味しいですが、個人的には四川風の方が好きです。





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